ニュージーランド最新酪農統計
NZのシェアミルカー和田さんより
ニュージーランド最新酪農統計
のレポートが届きました。
>>>
北島では干ばつの影響で今シーズンの乳量は昨年を下回るそうですが、
南島は昨年を上回り、NZ全体では昨年度よりも少し上回るそうです。
さてニュージーランドの2008-09年度における酪農の統計が発表されました。
概要を記載しますと、
総搾乳頭数 425万頭 (育成牛を入れると600万頭近いはずです)。
総乳量 160億リットル
1頭当たりの平均乳量 3,700リットル
人口が400万人のニュージーランドにおいて、
ついに羊に続き、乳牛までもが人口以上になってしまったわけです。
平均乳量については牧場間で飼養方法でばらつきがあり、
放牧のほかに搾乳中に穀物を与えているところでは5000-6000リットル。
多いところでは7000リットルを超える牛群も少しですがあります。
また牧場の規模について
総牛群数(牧場数) 11618
1群の平均頭数 366頭
北島に3分の2の牛がおり、
南島は総頭数は全体の3分の1ですが、
1群あたりの平均頭数は北島よりも多く(550頭弱)
中でも私たちのいるカンタベリーは750-800頭が平均です。
また搾乳頭数1000頭を超える大規模農家もNZ全体で368戸あり、そのほとんどが南島です。
品種の割合では
ホルスタイン 42.8%
交雑種 (交雑の度合いが3/16以上のもの) 34.9%
ジャージー 13.8%
エアーシャー 0.9%
その他 7.6%
となっています。
国際市場に占める割合について、
ニュージーランドの総生産量は世界生産量のたった2%にもかかわらず、
市場流通量の
バター 44%
スキムミルクパウダー 27%
ミルクパウダー 38%
を占めます。
また、総額で100億NZドルを稼ぎ、
ニュージーランドの総輸出額の25%を占め、
観光業を抜いて最大の産業です。
ニュージーランド最新酪農統計
のレポートが届きました。
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北島では干ばつの影響で今シーズンの乳量は昨年を下回るそうですが、
南島は昨年を上回り、NZ全体では昨年度よりも少し上回るそうです。
さてニュージーランドの2008-09年度における酪農の統計が発表されました。
概要を記載しますと、
総搾乳頭数 425万頭 (育成牛を入れると600万頭近いはずです)。
総乳量 160億リットル
1頭当たりの平均乳量 3,700リットル
人口が400万人のニュージーランドにおいて、
ついに羊に続き、乳牛までもが人口以上になってしまったわけです。
平均乳量については牧場間で飼養方法でばらつきがあり、
放牧のほかに搾乳中に穀物を与えているところでは5000-6000リットル。
多いところでは7000リットルを超える牛群も少しですがあります。
また牧場の規模について
総牛群数(牧場数) 11618
1群の平均頭数 366頭
北島に3分の2の牛がおり、
南島は総頭数は全体の3分の1ですが、
1群あたりの平均頭数は北島よりも多く(550頭弱)
中でも私たちのいるカンタベリーは750-800頭が平均です。
また搾乳頭数1000頭を超える大規模農家もNZ全体で368戸あり、そのほとんどが南島です。
品種の割合では
ホルスタイン 42.8%
交雑種 (交雑の度合いが3/16以上のもの) 34.9%
ジャージー 13.8%
エアーシャー 0.9%
その他 7.6%
となっています。
国際市場に占める割合について、
ニュージーランドの総生産量は世界生産量のたった2%にもかかわらず、
市場流通量の
バター 44%
スキムミルクパウダー 27%
ミルクパウダー 38%
を占めます。
また、総額で100億NZドルを稼ぎ、
ニュージーランドの総輸出額の25%を占め、
観光業を抜いて最大の産業です。
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